当社、MADOショップ日立店の事務所の窓を改装しました。
築40年以上の鉄骨造り、サイディング張りの事務所建物ですが、あえて挑戦してみました。
既存の窓は、不二サッシ製の鉄骨用内付窓(見込み56mm)です。
改修した窓のスペックは次の通りです。
・サッシ : エイピアJ (プラチナステン)
W1569×H1837
・硝 子 : 遮熱Low-E(透明3mm+透明3mm)
・額 縁 : アルミ額縁 (キャメル)
外部は新しく発売された窓モールを使用してみました。
施工風景(1) - 既存窓
まずは既存窓の外観です。
いかにも年代を感じさせる二段窓です。
硝子が黄色く見えるのは、防虫フィルム(オプトロン)が貼ってあるからです。
内観写真です。
南側に面した窓なので日差しが強く、夏場は大変に暑いです。
施工風景(2) - 解体風景
写真は後付の網戸レールを撤去しているところです。
この後、無目を切断して撤去は完了です。
既存の撤去完了です。
とても開放感がある風景になりました。
なぜ内外に脚立があるの?と、思われた方もいると思います。
スマートカバー工法は「内側からの施工」が売りですが、今回はサッシサイズが大きいのと無目を切断しての施工でしたので内外から工事をしました。
施工風景(3) - 新規窓の取付
いよいよスマートカバー工法の施工に入ります。
まずは、上枠に先付けのアタッチメントを取付ます。
これをつけることにより水の侵入が抑えられます。
新しい枠を取付けた状態です。
既存のサッシにビスで固定していきます。場所によっては躯体まで届く長いビスを使用します。
強度が保てるように確実に固定します。
内部側の固定の様子です。
スペーサーを入れてサッシのズレや歪みがないようにします。
施工風景(4) - 施工完了
施工完了後の外観です。
すっきりとした窓に仕上がりました。
となりの窓と見比べてください。
一回り窓が大きくなったような気がしませんか?本当は一回り小さくなっているんですよ。
かなり印象が変わったのをわかっていただけると思います。
内観です。
開放感のある窓に仕上がっています。
内部のアルミ額縁の納まりです。
かなりコンパクトにすっきり納まっていると思います。
外側の窓モールの納まりです。
ビスが内側に隠れるようになっていますので、壁とサッシの間がすっきりとして見えます。
これは、窓モールの上側の納まりです。
上枠側のモールが縦のモールにかぶさっているのがわかると思います。これも雨水の浸入を防ぐために有効な形です。